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雇われ社長の限界

私の会社に中国人の商社マンが出入りしています。
出身は上海で、上級公務員の両親をもち、裕福な家庭に育った彼は、
高校卒業後、日本の大学に入り、そのまま15年間日本で生活をしています。
私とは、かれこれ5~6年のお付き合いになるだろうか。

この15年間、ご存知の通り、彼の生まれ故郷は一変している。
かたや、日本はどんどん減速している時期だ。

私の知る中国人は、どんどん自国に帰っていった。
常々、彼が日本に居続ける理由を聞きたいと思っていた。
大変実直な彼は、
「そんなに儲からなくても、誠実な商売が出来る方がいいから、上海に帰るつもりは全くない。」
・・・と言っておりました。

日本人は数千年もこの日本列島で一緒に暮らしてきて、世界でも最も歴史の長い、
安定した共同体を作ってきたのだから、そこで の「正直、信頼、助け合い」は
世界でも最高レベルに発達したのである。

戦後、半世紀足らずで経済大国の仲間入りし、また戦後の荒廃から世界第二位の経済大国
にのし上がったのも、「資本主義的共同体」の原理に因る所が大きい。

日本の雇われ企業経営者は、ユダヤ商法である市場原理主義と日本的商習慣の
どちらが長い目で見た時に選択すべき方法なのか、真剣に考え直した方が良い。

内に出入りしている中国人商社マンの通り、
人間が安心して住みやすい環境を考えて、企業理念を再構築すべき時ではないでしょうか?
戦後の創業経営者の掲げた企業理念には、
「事業を通じて世の中の役に立つ」
「地域社会に貢献する」
「顧客の信頼をうる」
「従業員の生活を守る」といったことが、必ずありませんでしたか?

市場原理主義が横行しだしてから、そんな企業理念はとんと聞かなくなりました。

企業は株主の個人的な財産であるから、自由に売り買いできるものである。
儲からなくなったら、売り飛ばしても良いし、会社を畳むのも自由である。
それによって地域社会が廃れようが、従業員家族が路頭に迷おうが、資本家の知ったことではない。
・・・・では、景気を回復させることは出来ません。

従業員の生活を守ろうと必死で働く経営者がいなければ、
それに応えてサービス残業も厭わない従業員は生まれません。
日本経済活性化の最低条件ではないでしょうか?



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theme : いまのニッポン我慢ならん!
genre : 政治・経済

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プロフィール

才谷 梅太郎

Author:才谷 梅太郎
私の名は、才谷 梅太郎、
「強者が弱者を虐げ、
利欲を貪る風潮。」
それを我慢ならん!と考える心は、それらを「悪」とする心こそ「善」である。
日本人よ、もっと怒りませんか。

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