人間にとって平和とはどういう状態なのか?
物質的、精神的な豊かさをバランスよく享受できる状態・・・ではなかろうか。
では、日本人の平和のバランスは今、取れているのだろうか?
格差の拡大が如実に表面化し、
物質的(金銭)な豊かさへの渇望が膨張し、
精神的な豊かさが縮小し、日本人の平和のバランスは、大きく傾いている。
先進国の市民の大多数も同様の不安を抱いている。
では、その不安の要因は・・・?
1・生まれてくること
これから生まれてくる子供の安全な環境と、生活環境の不安。
親の経済力が子供の教育機会を左右しないだろうか、
また、教育費の重荷に自分が耐えられるだろうか?
出生率が低下するのは当然だ。
2・職を失うことへの不安。
改革により、終身雇用制度がくずれ、
また、上場企業でも明日が確約されているわけではない。
いつ解雇通告されるかわからない。
もし失業した場合、今までの生活設計が全く狂ってしまう。
3・老後生活への不安
100年安心が嘘っぱち、60歳で会社を定年しても、働かなければ食べていけない。
ゆとりある老後を過ごせるかどうかは、人生にとって相当のウェイトを占める。
「勝ち組は優雅な老後で、負け組にはみじめな老後」という今のシステムでは、
その競争の中で、現役中も精神的に豊かさを感じることが難しい。
この3点が、日本人の閉塞感の原因だ。
少なくても団塊の世代以前は、こんな不安はなかったはずである。
現役世代から、上記の不安を取り払わねば、日本はどんどん委縮し、
豊かな生活、平和を実感することなど永遠にやってこない。
これは、先進国共通の不安であり、国民感情だ。
戦後、もっともっと成長して・・・とか、
もっと勉強しろ・・・とか、
もっと働け・・・さもないと負けるぞ・・・
と恐怖心と不安感にあおられて60年間突っ走ってきた。
その結果が、現在である。
自分の稼ぎだけでは、家を買うのがいっぱいいっぱい。
子供が2人以上いれば、その教育費でサラリーマン家庭は、豊かさの実感などほど遠い。
結果、「自分だけが、いい思いできれば。」といった、
優しさも、モラルもない人間がどんどん増殖し、
戦後の勢いをまた取り戻そうと考える元気すらなくなっている。
国民が疲弊しているのである。
国民を取り巻く、制度、システムが現状に合致しなくなっているのである。
国民一人一人が、人生の豊かさを手にするためのビジョンに
国の方向性を変えていくべきではないだろうか。
成長・発展を大前提とし、
不安感を煽りながら国民を競争原理に追い立てるのではなく、
全ての国民が基本的な安心を保障されている
一人ひとりの国民を不安から解放して、豊かさとゆとりを実感できる社会。
社会基盤が整備されている現在、極端な成長は不要である。
安定成長でもよいという、気持ちの持ちようが重要。
常に隣家の生活水準と比べてみたり、
常に中国の経済成長に過敏に反応したりといった、
強迫観念を一旦白紙に戻して、冷静に考えてください。
人間の幸福感は、バランスの上にあります。
資本主義的な競争原理で高い生産性を維持しながら、
社会主義的な平等原理で所得を再配分する、
福祉も成長も雇用もバランスがとれる国家ビジョンを検討すべき時期に来ている。
高負担、高福祉の国の宿命として、
1・国際市場での競争力の低下
2・官僚機構の更なる肥大化。
3・勤労意欲の低下、民間活力の低下
4・国内企業の空洞化
5・人材の海外流出
等の問題を含んでいる。
私は、日本人が本来のバランス感覚を取り戻した時、
上記すべての問題を、難なくクリア出来る数少ない民族であると思っています。
自然を愛し、正直で誠実、人を立てて争いごとを嫌がる国民性。
平和のバランス・豊かのバランスさえ取れれば、
世界に類をみないバランスのとれた平和国家になれると思います。
イルミナティーの広報宣伝部隊であるメジャーマスコミや、御用学者、
日本人のふりをしている反日分子に左右されず、
日本人が豊かさ手に入れるためには、何が必要なのか?
国民一人一人が冷静に考えましょう。
theme : これでいいのか日本
genre : 政治・経済